あなたを守る「貝」でありたい。
独立開業当初の私は、いわゆる、皆さんが想像するであろう、税理士顧問業務や社会保険事務のような業務は受けていませんでした。
M&Aや事業承継、相続、事業再生、資金調達、補助金申請支援などのコンサルティング業務を中心に活動していました。
税理士や社労士の資格は、あくまで、会計、税務、人事関連の相談に対応するために活用していたに過ぎませんでした。
しかし、コンサルティングは、お客様が必要な時に一時的なお付き合いでしかなく、課題を解決すればサヨナラ、という現実をいつも突きつけられていました。
周囲の税理士や社労士は、顧問として、お客様と末永くお付き合いしていました。
ある日、私は決心します。
スポットではなく、お客様と長期的に関わることができる顧問業務を中心に切り替えよう。
とはいえ、コンサルティング業務ばかりしていた私には、税務や社会保険の実務の経験がほとんどありませんでした。
これでは、お客様に迷惑をかけることになりかねません。
そこで、私は、ある会計事務所に参画して、実務の「修行」に取り組みました。
仕訳入力や申告書の作成といった、それまで敬遠していた地味で泥臭い業務に、昼夜問わず休みもままならず、一心不乱に取り組みました。
それもこれも、お客様と末永くお付き合いするため。
現在の当事務所は会計税務や社会保険の顧問業務をメインの業務としています。
本音を言えば、当事務所の本質的な業務は、コンサルティングと同様、あなたのお困りごとを解決して本業に集中できる環境を提供することだと考えています。
とはいえ、申告書作成や社会保険業務の過程を通じて、あなたの会社を効率的にリアルタイムで深く理解することができます。
また、面倒な手続きに悩まされるあなたから感謝と信頼を勝ち得るために必要な業務であることもまた事実です。
コンサルティング型会計事務所として、あなたを守る「貝」でありたいのです。
シェル総合会計事務所 貝井 英則